6.1 Postfix メールサーバを使う場合

Mailman は標準の Postfix インストールとうまく合うようになっています. Postfix 2.1.5 (を含む) までの各種バージョンで試験済みです.

デフォルトでは, Postfix は -owner-request のアドレスを 特殊扱いします. このようなメールも Mailman に届けてもらうために, 次のように main.cf に追加してこのオプションをオフにします:

    owner_request_special = no

Mailman のオプションである VERP 配送をサポートするためには, luser_relay を無効(これが既定値)にしたままで, recipient_delimiter を 設定して 拡張アドレス6を有効にします. main.cfluser_relay の値をどれもコメントアウトし, デフォルトのままにします. また, 次のように main.cf ファイルに 追加します.

    recipient_delimiter = +

区切り記号として "+" を使うと Defaults.py にある VERP_FORMATVERP_REGEXP のデフォルト値とうまく合います.

存在しないローカルアドレスにメールを送信しようとすると, Postfix は 450 のエラーコードを返すかもしれません. これは一時的なエラーを表す コードなので, Mailman はデフォルトで DELIVERY_RETRY_PERIOD - 5 日間メールを送信しようとし続けます. 次のように main.cf に 設定することで, 存在しないローカルユーザについて恒久的なエラーコード を返させることができます.

    unknown_local_recipient_reject_code = 550

最後に, もし Postfix スタイルの仮想ドメインを使っているなら, 下の仮想ドメインサポートの節を読んでください.



Footnotes

... 拡張アドレス6
訳注:原文は extended address semantics なので, `拡張されたアドレスの意味論'. 実際には, extended address とだけ書いてある文献が多いようなので, `意味論' を省略した.


Subsections